トレンドマイクロ、小・中学生のインターネット利用に関するセキュリティ調査を実施

トレンドマイクロは2013年3月28日から29日にかけて、インターネットを利用する小・中学生の保護者412人を対象にWebによるインターネット利用に関するセキュリティ調査を実施した。

子どものSNS利用に関する調査

小中学生の子どもをもつ親に子供のSNS利用に関する調査を行ったところ、利用させたくないという親が38.3%、どちらかというと利用さえたくないという親が49.8で合わせると88.1%が子供のSNS利用に否定的であった。また、子供がSNSを利用するにあたり適切な情報公開範囲についての調査では、実際の友達までが84.5%である一方、親が子供のSNS上のプライバシー設定や確認をしているかどうかの調査では、設定しているが54.1%、していないが45.9%と半数近くが公開範囲を設定していなかった。

子供のインターネット利用に関して

親が子供のインターネット利用に関して抱いている心配の調査の結果、課金サービスの利用が58.3%と一番多く、次いで有害サイトの閲覧が57.3%、個人情報の漏えいが50.2%となった。また、子供のPCへのセキュリティ対策への調査では、ペアレンタルコントロールをしてるのはわずか11.7%で、75%は対策をしていなかった。また、URLフィルタリングも対策済みはたった18%で、63.6%は全く対策を行っておらず、心配とは裏腹に対策は全くすすんでいない実態が浮き彫りになった。