4月15日に起きたボストンマラソンでの爆発事件のわずか数時間後、マルウェアが仕組まれた大量のスパムメールが出回ったのをシマンテックが確認した。スパムメール自体は単純なもので、件名にボストンマラソンで爆発などと記載され、URLのみが記載されたメールが送信された。URLをクリックすると事件現場の動画Webページを開き、その後Red悪用ツールキットにリンクされて実行ファイルがダウンロードされさまざまな脆弱性を悪用する。今回の惨事を悪用してマルウェアの拡散を図っており、同社は引っかからないよう注意を呼び掛けている。