トレンドマイクロがまとめた2013年第1四半期セキュリティラウンドアップによると、「Line」を悪用したなりすましや 「Twitter」を悪用したブラウザクラッシャーURL等を拡散させてマルチプラットフォームに被害を与えるなどソーシャルやクラウドを悪用した攻撃が拡大しているほか、LinuxやUNIXなど非Windowsに対する攻撃が拡大している傾向が見られた。また、サイバー犯罪ではオンライン銀行のIDやパスワードを詐欺し、不正に金銭取得する銀行詐欺ツールが日本で確認され、海外ではモバイル向けフィッシング詐欺サイトが複数発見され、特に金融機関なりすましが全体の26.9%を占めた。また、Android のGoogle Playを偽装した不正アプリによる攻撃も増加している。さらにApacheの不正モジュールを使用してWebサイトを改ざんしてユーザを不正サイトへ誘導してマルウェア感染させ拡散させる攻撃も確認された。