米労働省傘下のThe Department of LaborのWebサイトが改ざんされた。今回の攻撃は、標的が閲覧しそうなWebサイトに不正コードを仕掛けて待ち伏せするウォーターホール攻撃であるとみている。同サイトには米エネルギー省の施設に存在する有害物質の情報が掲載されており、国家が関与する攻撃でスパイ活動に多く使われており、米労働省やエネルギー省の職員がターゲットとなった可能性がある。このWebサイト閲覧によりブラウザ上で不正なスクリプトが実行され、システムから情報を収集し、外部のサーバにアップロードされる。