米MicrosoftのInternet Explorer(IE)8に新たな脆弱性が発見された。この脆弱性が悪用されたサイトをIE 8でアクセスすると悪意あるコードを実行する。脆弱性はIE8のみで、IEの7以前のバージョンや9以降のバージョンは影響ない。この脆弱性を悪用した米労働省のサイトが改ざん既にが確認されており、Microsoftでは現在脆弱性の修正更新プログラムを開発している。修正パッチ提供までの対策として、脆弱性の影響を受けないIE 9や10へのアップグレードや、IEのセキュリティ設定でインターネットおよびローカルイントラネットゾーンのセキュリティレベルを「高」に設定してActiveXコントロールとActive Scriptingをブロックすることなどを紹介している。