米Microsoftは最大深刻度が“緊急”とされた2件の脆弱性を含む合計33件の脆弱性を修正したセキュリティ更新プログラムを公開した。MS13-037は報告された11件のInternet Explorerに存在する脆弱性の修正を行った。この脆弱性が悪用されると、特別に細工されたWebページをユーザが Internet Explorerで表示するとリモートでコードが実行される可能性があり、攻撃者が現在のユーザーと同じユーザー権限を取得する可能性があった。もう1件のMS13-038はIE8で発見された脆弱性に対応したもので、既にIE8の脆弱性を狙った攻撃が確認されていた。