米AppleがMacとWindows向けセキュリティアップデートを公開した。バージョンはiTunes 11.0.3で、Mac OS X v10.6.8以降のバージョンと、Windows 7/Vista/XP SP2以降のバージョンに対応し、Windows版では深刻な脆弱性が多数修正された。Mac版とWindows版に共通する脆弱性はHTTPSサーバ証明書の確認方法の問題で、攻撃者がHTTPSサーバー証明書を操作して不正に情報を漏えいさせる恐れがあった。また、Windows版にのみ、WebKitに存在する複数のメモリ破壊をする問題があり、iTunes Storeの閲覧中に攻撃によってiTunesが予期せずに終了したり、任意のコードが実行される可能性があった。