一般社団法人日本スマートフォンセキュリティ協会は、モバイルデバイスをクラウドで業務利用することを検討している企業などのシステム管理者を対象に、モバイル端末からの業務データの情報漏洩防止を目的とした開発・運用管理ガイド、通称スマクラガイドを作成して公開した。これは、近年のスマートフォンやタブレットなどモバイル端末やクラウドサービスの急速な普及につれて課題となるセキュリティ問題に対応するため、情報漏洩防止リスクパターンを論理的かつ網羅的に洗い出し、セキュリティ対策の判断指針として活用できるように作成された。セキュリティ対策として必要な「何がリスクなのか」「どこにリスクがあるか」を知るために情報漏洩のリスクを26パターンを洗い出し、これを満たすことで情報漏洩リスクの低減を目指すことができる。また、JSSECでは本ガイドへの意見を募集している。