Kaspersky Labのニュースサービス「threatpost」によると、Internet Explorer8の脆弱性を突いたマルウェア攻撃が韓国の軍事や政治関連サイトに仕掛けられていたことが発覚した。この脆弱性は現在は既にMicrosoftが修正パッチを公開して修正済みであるが、この攻撃はまだ未修正の時にJavaの脆弱性と組み合わせて行われていた。攻撃に使用されたマルウェアはLady Boyleというリモートアクセスにより情報を盗み出すもので、スパイ活動にのみ使用される。今回の攻撃は韓国の防衛態勢に関する情報収集目的で攻撃したとみられる。