昨今、企業は平均50のオンプレミスアプリケーションと25のクラウドベースのアプリケーションを使用しており、企業にとってデータを安全に保管し、ユーザの便宜を図るアイデンティティとアクセスマネジメント(IAM)テクノロジーは重要である。そこで、Symplifiedが4月25日から5月2日にかけてアメリカを拠点とする企業のIT専門家225人にウェブベースの調査を行ったところ、多くのIAMソリューションをもつ企業で他のセキュリティと運用の懸念の問題で、アプリケーションへのログインの後、人々が何をしているかを把握いていないことが分かった。IT執行役員や管理者の64%はログイン後のユーザのアクティビティやアクセスがPC、モバイル、又は両方からのアクセスなのかの監視はできないと回答している。また、回答者の38%は未許可のユーザによるアクセスを経験し、24%がユーザの証明書の流出のハッキングを経験している。Symplifiedは誰が企業アプリケーションの利用権限を持っているかの調査を行ったところ、回答者の50%が250人以上のパートナー、54%が250人以上の契約者やコンサルタント、55%が1,500人以上の従業員、45%が4,000人以上の顧客にアクセス権限があると回答した。また、76%が従業員のモバイルデバイスでの企業アプリへのアクセスを、68%がパートナーのモバイルデバイスでのアクセスを認めていることが分かった。