NTTが暗号化されたデータをそのまま分析できる秘密計算技術を開発した。通常データ分析の際にはデータをもとに戻すことが多く、その際にサイバー攻撃を受けて情報が流出するリスクがあるが、この技術により暗号を解かずにデータの項目ごとの並び替えやデータ内数値の平均値算出ができ、10万人分のデータの並べ替えにかかる時間はわずか1.5秒と世界最速である。これにより、個人情報や機密情報の流出リスクを減らすことができる。また、マイナンバー制度での情報流出や悪用防止策が大きな課題となっており、この高度な技術がマイナンバーへ活用されるよう目指している。