FairComが提供するc-treeACEの難読化アルゴリズムに脆弱性が確認された。この脆弱性は以前FairCom Standard Encryptionと呼ばれ、現在はData Camouflageと呼ばれている難読化アルゴリズムに存在し、これを使用して難読化されたc-treeACE のデータベースを取得可能な攻撃者は、データベースのファイルを置き換えることでデータベースにアクセスし、鍵やパスワード情報がなくてもデータベースの情報が閲覧される恐れがある。対策としてはデータベースの情報の機密性確保のためAdvanced File Encryptionを使用することで、AESなどの標準的な暗号化アルゴリズムを使用することが可能となる。