国民生活センターによると、最近遠隔操作”によるプロバイダ契約勧誘トラブルが多く起こっている。パソコンの遠隔操作は遠隔操作用無料ソフトをダウンロードしてIDとパスワードを相手に伝えるだけで遠隔操作が可能となり、プロバイダの事業者が電話で勧誘されてパソコンの遠隔操作をしてもらったところ、知らない間に承諾していないプロバイダ契約に申し込まれていたという。このトラブルは、事後の消費者と事業者間での合意内容確認がしづらく、解決が難しい。これらのトラブルを回避するため、自分のPCに勧誘業者に遠隔操作させないようにし、契約は内容を十分に理解してから契約し、必要がなければ断ること、トラブルになった場合には最寄の消費生活センターに相談することなどを助言している。