モバイルデバイスの急増でAndroid OSを標的としたマルウェア数が増加している一方、企業でのBYODの導入により私物デバイスでの会社のメールやデータへのアクセスが増えている。こうした状況で、セキュリティ対策が情報流出防止のためには重要となってくるが、専用のモバイルデバイス管理のMDMソリューションを導入していない企業は34%であった。
調査によると、28%の企業は私物と業務用モバイルのセキュリティ対策としてMDMソリューションを導入していたが、29%は一部のみの導入で、すべてのデータの安全性を保証するのは難しい。マルウェア感染やデバイスの紛失など、セキュリティ対策を怠れば情報が流出するだけでなく悪用される恐れがあるため、きちんとした対策を行う必要がある。