札幌市のHPが不正アクセスを受け、現在サイトの公開を停止している。その後の調査で同サイトのサーバがウィルス感染していたことが発覚した。不正アクセス期間は6月5日~6日で、ウィルスは今回新たに発見された新種ウィルスで今回の調査でPHP_ZENDACK.ERと命名された。当該ウィルスはサーバ上で動作するプログラムなため、閲覧者に直接感染するものではなく、当該サーバが外部のサーバにアクセスしてそこから送られてくるデータの一部を閲覧者に送信するウィルスで、現時点では、その外部サーバからは何も送信されていないため閲覧者への影響は不明である。現時点では閲覧者のウィルス感染や障害などは確認されていないが、念のためウィルス対策ソフトでのチェックを行うよう呼びかけている。