ニュースリリース
2017/03/30
ワンビ株式会社(コード番号:5622 TOKYO PRO Market)
ワンビ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:加藤 貴、以下「ワンビ」)は、チエル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:川居 睦、以下「チエル」)と資本・業務提携を締結し、ワンビのモバイルセキュリティの技術提供を行い、学校市場向けのタブレットセキュリティ製品を共同開発し、2017年7月より販売開始の予定であることを発表いたします。
文部科学省が平成23年に発表した「教育の情報化ビジョン」では、2020年までにすべての学校で一人1台の情報端末を用いて授業を受けられるようにすることが目標とされており、全国の学校でタブレットの導入が進んでいます。一人1台のタブレットを活用した授業を滞りなく進めるためには、児童生徒が安全・安心に利用できるタブレット環境を維持することが必要です。しかし、教育現場では、大量に導入されたタブレットの紛失・盗難や情報漏えいリスク、運用・メンテナンスの負荷によるコストの増大等が、大きな課題となっています。
ワンビでは、タブレット端末の不正利用を監視し防止する「OneBe UNO」や、盗難・紛失したタブレット端末のデータを遠隔で消去する「TRUST DELETE Biz」など、セキュリティ製品を数多く開発しているメーカーです。
チエルは、これまで学校のコンピュータ教室向けに、再起動するだけで設定変更などの変更点を自動的に元の状態に復元し、システムの安定した運用環境を実現する、システムリカバリソフト「WinKeeper™」を開発し、26万ライセンスの導入実績がございます。今回の協業では、学校市場で高まるタブレットセキュリティ製品のニーズに応えるべく、タブレット向けのセキュリティソフトの共同開発を両社ですすめ、2017年7月に発売する予定です。今後、チエルとワンビは、タブレット向けセキュリティソフトの共同開発を端緒として、両社の持つ技術・強みを活かしたシナジー効果を最大化し、共同で学校市場向けのセキュリティ市場の拡大を目指します。
「子供たちの未来のために、世界中の先生の授業を ICT で支える」を企業理念に掲げて設立。シェア NO.1 のフルデジタル CALL システムや、タブレット対応授業支援システム、クラウド型教材配信サービス『CHIeru.net』などの開発・制作を手がける、学校教育市場に特化した ICT 専業メーカー。『CHIeru.net』は、高等教育市場におけるグローバル人材育成のニーズの高まりを受け、英検対策教材『旺文社・英検CAT』や、韓国語初学者向け教材『韓国語入門』など、資格試験対策から多言語教材まで幅広い教材ラインナップを揃え、利用者が堅調に推移し、2016年11月末時点で累計会員数が300万人を突破しています。
ワンビは、IT を活用するすべての人のセキュリティニーズを具体化して市場を創造する会社です。主な提供している製品として、盗難・紛失したパソコンのデータを遠隔で消去する「TRUST DELETE Biz」とパソコンの不正利用を監視し防止する「OneBe UNO」を多くの企業や組織のパソコンに導入しております。